写真映えする結婚式の進行表のつくり方:フォトグラファー向けガイド

美しいウェディング写真の多くは、運ではなく、よく考えられた進行表から生まれます。時間がぎりぎりだとフォトグラファーは急いで撮るしかありませんが、無理のない進行ならカップルはリラックスでき、自然な感情が表れます。

この記事では、しきたりを大切にしながら撮影もしやすい進行表を、カップルと一緒につくる方法を紹介します。

この記事のポイント

  • カップルが挙式の時間を決め始めた段階から関わりましょう。
  • 自然な瞬間が多い支度の時間を十分にとりましょう。
  • ポートレートには、特に夕方の柔らかい光を活かしましょう。
  • 家族写真のリストとまとめ役を決め、手早く撮影しましょう。
  • 各パートの間と移動には、必ず予備の時間を。

フォトグラファーが進行に関わるべき理由

カップルは挙式時間、ゲストの到着、会場の都合をもとに予定を組むことが多く、光や撮影時間まで考えることはあまりありません。各パートで良い写真を撮るのにどれくらいかかるかを知っているフォトグラファーが早めに提案すれば、一日がずっと穏やかになります。

支度

ヘアメイク、ドレス、花、ご両親が支度を手伝う姿は、一日の中でもっとも自然な感情があふれる時間です。自然光の入る片付いた部屋をすすめ、指輪、招待状、靴、香水などのディテールを撮影用に用意してもらいましょう。

ヘアメイクが終わる少し前に到着すれば、慌ただしくなる前にディテールを撮影できます。

儀式と決まった時間

家族の儀式や教会・神社での挙式は時間が決まっていることがほとんどです。進行の順番、参加者、立ち入りやフラッシュが禁止の場所を確認し、儀式を妨げずに撮影位置を事前に決めておきましょう。

家族写真

家族写真は、もっとも時間がかかり、混乱しやすい部分です。スムーズに進めるために:

  • 大きなグループから小さなグループへ、組み合わせのリストを順番に用意する。
  • 両家それぞれに、人を集めてくれる方をお願いする。
  • 光が良く、大人数でも入れる場所をあらかじめ選ぶ。
  • 撮影の時間を事前にご家族に伝えておく。

新郎新婦のポートレートと光

真昼の強い日差しは顔に硬い影を落とします。可能なら、光が柔らかく温かい夕方に短い時間をとり、二人のポートレートを撮りましょう。

ほんの少し人混みから離れるだけでも二人はリラックスでき、慌ただしいポーズよりはるかに自然な写真になります。

披露宴

ケーキ入刀、乾杯、スピーチ、余興など、披露宴の順番を事前に確認しましょう。分かっていれば正しい位置に立て、話している人だけでなく、耳を傾ける人たちの表情も撮れます。そちらのほうが心を打つこともあります。

予備時間と移動

ほとんどの結婚式で、どこかが予定より遅れます。各パートの間に予備の時間をとり、混雑する時間帯の会場間の移動時間をしっかり見積もり、雨天時の計画も用意しましょう。

確定したら、最終版の進行表をチーム全員とまとめ役に送り、全員が同じ情報を持つようにしましょう。

まとめ

良い進行表は、カップルとフォトグラファーの両方への贈り物です。慌ただしさが減り、本物の瞬間が増え、写真がより良くなります。

挙式前のヒアリングシートと組み合わせれば、十分な情報を持って当日を迎えられます。

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